−hinanokaori−

香道とは

 香道とは一木を心ゆくまで聞いて(嗅ぐといわず聞くという)心身の浄化をはかり、精神性の高みをめざすものであるが、現在では主に組香のことを指すことが多い。

組香とは

 古今集などの和歌をもとに数種類の香木を組み合わせて違いを当てる遊びである。

香木とは

 東南アジアに主に産出するジンチョウゲ科の樹木のうち、その内部に病理的に犯された部分が香木となるが生木のままでは匂わず乾燥ののち芳香を放つといわれる。沈香といわれ、種類は「伽羅」「羅国」「真那伽」「真南蛮」「寸門多羅」「佐曽羅」の6種類に分類されるが、その中に入らないものは単に「沈香」と一括りにされる。

安藤家御家流とは

 旧磐城平藩主安藤家の三代重博の母、養徳院が徳川秀忠の娘、後水尾天皇の中宮東福門院和子の御所に参内し、香道のお相手をして、お家に持ち帰った「米川流」が現代に伝わり、現宗家の安藤綾信が昭和45年、高松宮様のご来臨を賜った際に、世に広めたら如何かとのお言葉により御家流として門戸を開いた。